園庭の造園工事
名古屋市守山区にある守山幼稚園で雑木を使った頂造園工事をご依頼いただきました。
3/13日の朝一番で警察署に植木の運搬の為の許可を取ってから名古屋に向かいました。
片道6時間のドライブでしたので、幼稚園に着いたのは午後の3時でした。
とりあえず材料を降ろし、白線引きで植木を植える場所の印をつけて初日が終了しました。
初日に印をつけた所に竹でしがらみ工法で編んでいきます。
途中経過をだいぶ省いてしまいすみません....
作るのに夢中になりすぎて撮るのを忘れてました(汗)
ワクワクしすぎですね!
7m級のコナラやクヌギを主木にして植えていきます。
ドングリや実が生って子供達も食べれる木を中心に植えてます。
関東の土とは全然違い、土が締まるとガチガチで雑草も生える余地がありません...
木が健康に育っていく為に水脈改善をしながらお庭を作っていきます。
そして山の掃除をかねて落ち葉や土壌有機物を取りに(山の勉強もかねて)行きました。
みんな子供に戻ったかのように楽しんでいます。
ヒグマの爪痕がありました,,,
かなりビビりました,,,,,,
子供達が遊べるようにベンチも作りました!
周りには大量の落ち葉を敷き詰めています。
ベンチの下にはとっても大切な秘密が隠されています。
大地がちゃんと呼吸するための細工です!
大地から頂いた微生物がたっぷりの自然素材や落ち葉や腐りかけの木を敷き詰めて完成です。
遊具の上から見ながら子供達の遊んでいる姿を想像してしまいました。
これから落ち葉を集めてください~(笑)
ベンチで余った木材を使ってプレートをプレゼントしました。
先生に木の名前を書いてもらい、園児が分かるようにと特徴まで書いてくれました!
ちょっとした気遣いに感激してしまいました!
広かったので全部は写らなったのですが、こんな感じに仕上がりました~!
毎日が楽しすぎて、あっという間の1週間でした。
今回は施工するまで1年の期間がかかりました。構想を練り実現させて頂いた守山幼稚園の園長の児玉園長先生、園長先生と引き合わせてくれた園庭研究所の石田さん本当に有り難うございます。
そして今回、文造園の施工を快く助けて頂いた、僕の兄弟子の松浦造園の松浦さんに僕の弟弟子の日々木の森田さん、名古屋からJINENの江川さん、樹造園の太田さんやスタッフ達に助けられたからこそ一期工事が無事に完成する事が出来ました。
この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
これから芽吹くのが楽しみですね。
文造園 佐野文一郎