1月9日に国営昭和記念公園で街路樹サミットが開催されました。
全国から植木屋さんや建築関係や議員さんから一般の方がたが参加されました。(130人前後)
公園に入るとすぐに変わった建物があります。
屋上にも何かがありそうと、期待が膨らみます。
屋上に行ける階段を上るとこんな感じです。
屋上にも木が植えてあり園路もありました。
公園的な空間が屋上でも味わえます。
この絵は、葉画家の群馬直美さんと言う方の作品です。
題名は葉っぱの声を聴け! とても力強くどこか優しげな感じにとても惹き付けられました。
群馬直美さんのあいさつとともに街路樹サミットが開催されました。
秋田県能代市の福岡造園代表の福岡さんのお話です。
福岡さんとの出会いは、僕がまだ高田親方の元で修行時代でした。(10年前)
福岡さんが高田さんに会うために千葉に遊びに来たのがきっかけでご一緒させて頂きました。
今回福岡さんとの再会は5年ぶりでした。
10年前に聞いた福岡さんの街路樹に対する熱い思いが、まったくぶれていないことに感激してしまいました。
木は切られたいと思っていない
木に切った事を感じさせない
手入れの加減をするなどとても分かりやすい説明での講演でした。
日本初、街路樹条例の立役者の県会議員の石川さん、富山県(有)新樹園代表の河合さん、えどがわ環境財団の西野さん、フリー編集者の大武さんのお話も聞けて、庭づくりや街路樹、植木のメリットなどを改めて考えさせられた時間でした。
特に大武さんの言葉で、子供にどうして街の植木には腕が無いの?枝をバッサリと切られた街路樹を見た子供に聞かれたという言葉。
枝を伸ばせば、夏は日陰が出来て、落ち葉は堆肥にもなるのにと僕は毎回思うのですが...とある商店街や街路樹が目の前にある家の人に話をする機会がありました。
忙しいと落ち葉の掃除が大変だし、常に周りを気にしてしまうとの事で植木が嫌いになったとの事、落ち葉掃除を自分1人や自治体の役員でやらずに、なるべく地域全員参加で掃除をすれば掃除も半分の時間で終わるのし、植木の恩恵など色々なアドバイスや意見交換をしました。
これから1人でも多くの人が緑を大切に思ってくれるといいな~。
文造園事務所 佐野文一郎